2017/04/28 MTS 愛機納車&慣らしツー

走行前:0Km
走行後:327Km[327Km]

 

 記事タイトルの"MTS"とは、
 DUCATI MULTISTRADA950
の事です。今後は、MULTISTRADA950関連の記事には、"XXXX/XX/XX MTS …"と表記します。
 2011/3月から6年間、距離にして62,469Kmを乗り倒したHONDA VFR1200F DCTの次期マシンとして、本日、DUCATI MULTISTRADA950を引取ってきました。
 2015/7月の北海道ツーリングのあと、次期マシンとしてアドベンチャー系への興味が膨れ上がり、模索し続けてきました。
 たっぷり時間をかけて調査してきたにしては、最終的に決めたのは、この3月、候補として考え始めてからたったの一週間です。決まる時はこんなもんです。
 候補として仕様調査をしたものが以下の8機種。このうち、7機種については試乗までしました。考えてみると、相当周到な調査です。しかし、お気付きでしょうか?DUCATI MULTISTRADA950は試乗無です。

試乗有無 車種
DUCATI MULTISTRADA1200S
DUCATI MULTISTRADA950
TRIUMPH TIGER1200 EXPLORER
TRIUMPH TIGER800xRx
SUZUKI V-Strom1000
HONDA VFR800X
YAMAHA MT09 TRACER
BMW F700GS

 
 2016/9月にはVFR800X、2016/11月にはV-Strom1000と一旦は車種を決めたものの、2017年モデル発売を待つ間に、2017/3月になってMULTISTRADA950に落ち着きました。
 最終的に、選択肢として残った候補は下記4機種。今、流行のミドルアドベンチャーです。(③については、ミドルかどうかは怪しい)
 色んな機種をリサーチして行く中で、次機種に望む仕様として固まってきたのは、【軽くて、足長で、”シュッ”としたマシン】。
 ”シュッ”としたマシンというのが判りにくいかもしれませんが、私の眼鏡にかなうスマートな外観デザインという事でご理解ください。かなり主観的です。
 この3点で残った候補で比較すると、以下の表になります。

車種 軽く 足長 シュッ
①DUCATI MULTISTRADA950 ○(227Kg)  ○(170mm/170mm) 
②TRIUMPH TIGER800XRx ◎(223Kg)  ◎(180mm/180mm)
③SUZUKI V-Strom1000 ○(228Kg) △(160mm/160mm)  ×
④HONDA VFR800X ×(247Kg) ×(145mm/148mm)

    ◎:申し分ない、○:まあまあ、△:それなり、×:頂けない
 この表で普通に考えると、
 TIGER800XRx > MULTISTRADA950 > V-Strom1000 > VFR800X
 という順序なのですが、この時の私の気持ちは”シュッ”とした が1番重みがあったので、DUCATI MULTISTRADA950 を選択した次第です。
 ただ、これに価格、信頼性の評価尺度を加えると、結果は異なってくると思いますが、
 さて本日の本題、愛機MULTISTRADA950ですが、純正オプションとして発注したのが、下記3点。
 1)センタースタンド 洗車/チェーンメンテナンスには必須
 2)トップケース ほぼ日常的に装備
 3)グリップヒーター これが無いと話にならない
 ※2)、3)はまだ未装着(2017/4/28時点)
 また、VFR1200Fからの移植アイテムとして、
 1)スマホホルダー&USB電源
 2)無線機
 3)ETC

  4/25(火)に登録が完了し、上記の増設作業もほぼ終わったという事で、本日バイク屋(きゃぷてん)さんで引取り、さっそく慣らしに出発です。
 オーナーズマニュアルでの事前学習によると、慣らし運転は、以下の通り。
1)1,000 km まで
 最初の 1,000 km まではタコメーターに注意し、5,500~6,000 rpm を決して超えないようにしてください。
 最初の数時間は、規定回転数の範囲内でエンジン負荷と回転数を色々変えて走行することをお勧めします。
 エンジン、ブレーキ、サスペンションのより効果的な慣らしには、カーブが多く起伏に富んだ場所を走行することが理想的です。
 最初の 100 km は、ブレーキディスクにパッドをよく慣らすために、優しくブレーキをかけ、急なブレーキングや長いブレーキングは避けてください。
 すべての機械部分を互いに馴染ませるため、またエンジンの主要部分の寿命に悪影響を及ぼさないために、急な加速や、特に上り坂での長時間にわたるエンジン高回転は避けてください。
 定期的にチェーンを点検し、必要であれば潤滑してください。
2)1000~2500 km まで
 この間エンジンからよりパワーを引き出す事は可能ですが、7,000 rpm を決して超えないようにしてください。
1)の方法を遵守し、最初の数時間をカーブが多く起伏に富んだ場所を走行すべく、宝達山周回コースを走ってきました。
9:58 バイク屋(きゃぷてん)さんを出発 

 4/25(火)に登録が完了。登録後初対面です。

 上記の増設作業もほぼ終わったという事で、本日バイク屋(きゃぷてん)さんで引取りました。
 ナンバーを見てビックリです。
 なんとわたしの結婚記念日です。
 それに、ある大きな被災があった日です。
 実物見た時にははぁ~んと思われると思います。
 

 

 店長から一通りの操作説明を聞き、記念撮影を済ませ、近くのガソリンスタンドで給油しました。

  給油(JAはくい JAルート159SS)
   16.19L \2,234(\138.0/L)??.?km/L(???.?Km/16.19L)

 シフトペダルとリアブレーキペダルがともに下過ぎるのが気になり、バイク屋さんに戻り、調整して貰いました。でも、リアブレーキペダルのほうは、私の好みには調整できませんでした。

 10:25に再出発
11:32 倶利伽羅峠
 八重桜まつりで、かなりの人出でした。

 

12:15 サークルK羽咋杉野谷店

 宝達山周回コースを一周しました。

 MTS950、とても気に入りました。子気味良いLツインサウンドに、軽快なコーナリング。VFRとは大きく違います。XR230に近いです。
 ここでランチです。
 少しでも多くの時間、距離を乗りたいので、こんなランチにしました。
14:44 巌門クリフパーク

 ランチの後は、再度宝達山周回コースを走り、小矢部I.C.から金沢森本I.C.間を走りました。ETCの動作確認です。動作はバッチリでした。

 金沢森本I.C.で降りてからは、いつもの能登島コースを走りました。

 巌門で少し撮影してやりました。

15:18 長浦うるおい公園

16:40 自宅に到着
 VFRの替わりに、MTSが陣取ります。幅も高さもでかいです。出し入れには慎重になります。
 帰宅前に給油です。

  給油(加賀谷商事㈱D1セルフ)

   15.78L \2,146(\136.0/L)20.2km/L(319.0Km/15.78L)
 帰宅後、無線の動作確認が未だなことに気が付き、確認してみました。
 送信できませんでした。シートを開けて、確認してみると、KTEL Bluetoothドングルのスイッチが一個違う方向に倒れていました。これを元に戻すと、バッチリです。
 まだまだ本格的に走りこんでいないのですが、本日のファーストインプレッションはというと、

[スタイル]
格好良いと思います。私は、好きです。

[ライディングポジション]
 シートとステップの距離は、VFRより短く感じます。ほんの少しだけ脚が窮屈です。
 足付きは悪いです。両足の親指の付け根までの接地です。傾斜、或は荒れた路面での停車には慎重になります。
 スタンディングフォームはまずまずとりやすいです。
 VFRは前傾だったので、ほぼ直立のフォームはオフ車と同じ感覚です。

[クラッチ・シフトフィーリング]
 VFRにはクラッチが無かったので比べようもありませんが、XR230と比べると重い操作感です。
 スリッパークラッチらしいのですが、あまり違いは判りません。
 シフトは、ニュートラルが入りにくいです。それと、不思議な事に5速と6速の間にニュートラルがあります。今日、2回ほどそのニュートラルに入れました。

[コーナリング]
 VFRでのコーナリングよりはXR230でのコーナリングに近い。ヒラリヒラリと自在に曲がれるし楽しい。

[制動]
 フロントは普通。リアはききません。しかも、リアフットブレーキが下過ぎて踏みにくいです。

[重量感]
 VFR1200Fより50Kg程度軽いので、取回しもとても軽く、プレッシャーは少ないです。

[エンジン音]
 低回転、高回転(6,000rpmまで)共にVFR1200Fと比べると大きい音です。ただ、L型ツインの鼓動感はバイクらしくて好感が持てます。

[トップケース/パニアケース]
 未取付。

[ヒーテッドグリップキット]
 未取付。

[防風]
 スクリーンの効果で、ヘルメットの風切り音が小さくなってます。B+COMでスマホの音楽を聴きながらの走行でしたが、VFRの時と比べると、多少聴き易くなりました。

[タイヤ]
 フロント120/70 R19、リア170/60 R17のPIRELLI SCORPION Trail Ⅱが装着されています。
 良い塩梅のタイヤです。どれくらい持つのか楽しみです。

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