2024/01/27 無線局免許更新=*＾-＾*=

“ハロー CQ、CQ、CQ、こちらは、JE9JXW、ジュリエット エコー ナイン ジュリエット エックスレイ ウィスキー …”。

これを見て、なんじゃこりゃという方もかなりの比率になってきていると思います。今でこそ、ほぼ全員がスマホを持ち歩いており、自宅以外でも誰でも無線で通話が出来る世の中になりました。その昔、1980年代以前には、スマホ、いやガラケーすら皆持ってませんでした。

我々素人が無線で通話するには、アマチュア無線技士という資格をとって、無線機（固定機/移動機）を使って通話してたのです。当時は、趣味の王様（King of Hobby）と呼ばれ、そこそこ難易度の高い、無線工学、関連法規の試験を受験して無線技士資格を獲得していました。賢い小学生が合格したりすると、凄いニュースになったものです。

かくいう私は、高校１年生の頃受験し、見事一発合格でした。確か当時は四択問題だったので、私の勘がさえていたという事なんですが…。

　無線技士資格があれば、自分の声を電波に乗せれるのですが、今の電話番号にあたるコールサイン（私の場合、JE9JXW）を取得するには、アマチュア無線局を開局する必要があります。無線局を開局するには、総務省総合通信局への申請が必要です。しかも、免許の有効期限は５年間なので、５年ごとに更新する必要があります。

　で、本日、現在の無線局免許が2025/02/24で切れるので、その免許更新の手続きを無事完了しました。

　ところで、スマホがあるのになんでまだ無線機！？と思われると思います。それは、バイクでマスツーリング時、とっても重宝するんです。現在だと、無線機以外のツールとしては、スマホ（1:1通話/n:nグループ通話）、Bluetoothインカム(n:nグループ通話)があります。
　ただ、スマホだと通信エリア、Bluetoothインカムだと最大接続数が問題となります。未だに、無線機によるn:n通話の域には及びません。
　とは言うものの、最近では無線機を積んでるライダーも少なくなってきてるし、無線機を運用するツーリングも少なくなってきました。ツーリングでの無線機利用者としての最後の最終の世代なのかもしれません。

　無線局免許も更新したし、あと５年は継続しようと思います。

　因みに、”ハロー CQ、CQ、CQ、こちらは、JE9JXW、ジュリエット エコー ナイン ジュリエット エックスレイ ウィスキー …”の”ジュリエット エコー ナイン ジュリエット エックスレイ ウィスキー”の部分ですが、フォネティックコードと呼ばれ、アルファベットや数字を正確に伝えるために用いられるコードです。酷いノイズの中でも正しく伝わるように、こんなコードを使って会話します。

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