2022/12/28 生まれて初めてのコンタクトレンズ

2022.12.29
えとせとら

通常の年末年始休暇は、12/29～1/3の６連休。私は、これに12/28と1/4を加え、8連休としました。

その初日の今日、来シーズンのツーリングシーン改善の為の施策をうちました。

それは、私の視力に関する事です。

先ず私の視力ですが、若いころから両眼共に1.5以上ありました。還暦を回った今も1.0以上はキープしています。なので、バイクツーリングの時など、表示標識を見るには全然困りません。眼鏡無しで全然大丈夫でした。

ところが、49歳で大型バイクを取得しロングツーリングに出かけるようになると、バイクナビを利用するようになりました。遠くを見る性能は、1.5以上あったのですが、バイクナビの表示がはっきりとは見えなくなりました。それで、対策したのがコレ。Reading Lensesという代物で、ヘルメットのシールドに貼り付けて使います。\4,725/Setとまあまあ高額でしたが、見え具合は良かったんです。ただ、シールドは柔らかいのでいつの間にか落としてしまいました。

2011/04/30 OPTX 20/20 Reading Lenses

次に対策したのが、コレ。

クリップ式の老眼鏡を少し改造して、SHOEI GT-Airに貼り付けやりました。これは、前記Rearind Lensesほど見え易くは無かったのですが、まずまず、使えました。

2020/10/11～12 MTSソロツーリング to 白馬

で、実は来シーズンめがけて、ヘルメットを新調します。そのヘルメットでは、GT-Airのように、老眼鏡を貼り付けるのは無理なんです。じゃあ、日頃使っている遠近両用の眼鏡をかけてツーリング？とも思いましたが、眼鏡をかけてのヘルメットの着脱はあまりやりたくない。

となれば、遠近両用のコンタクトにしようかと思い立ち、今日のコンタクトに至ったわけです。

近所のイオンモールかほくに、中央コンタクトというお店があるので、お昼少し前に飛び込みました。そしたら、直ぐにお隣にある眼科の予約を見てくれて、14:30の予約を取って貰いました。

家に戻って、昼食をとり午睡し、万全の態勢で眼科へ突入です。家族に相談した時は、”あんたみたい小さい目に入らんやろ！”とか、我が家の大人３名からはネガティブな反応（因みに彼らは皆コンタクト経験有）。このつぶら過ぎる瞳では無理なのかとも思いましたが、やってみなきゃわからんだろうと、おそるおそる受診しました。

病院のお姉さんからは、”特に何が見たいんですか？”と聞かれ、”バイクツーリングでスマホのナビが見たいです”と答えると直ぐに納得してくれました。ライダーなのかと聞いてみましたが、違うと言ってるので、おんなじことを言う爺さんが何人かいたのでしょう。

最初は視力検査です。両目とも1.0。遠視の度数も＋1.0くらいです。最初私は遠近両用を希望と書いていたのですが、お姉さんは、”これだったら、遠視用で行けそうな気がします。”と、＋1.25のレンズを選んでくれました。

いよいよ装着です。かなり親切で我慢強いお姉さんの指導を頂きながら、先ずは右目です。老眼なので容器から取り出しても取り出せたかどうか判りません。反転してないか確認してと言われても、腕を目いっぱい伸ばして漸く見える程度です。さらにつぶらな瞳を目いっぱい開いても上瞼に接触したり、下瞼に接触したり。左目もつぶってしまい、何も見えない状態だったり。直ぐに、目からは涙。額からは汗が噴き出してきました。”最初の方は皆さんそんな感じですよ”と優しい言葉をかけて頂き、右・上・下とかガイドして頂くのですが直ぐに、どこかに接触し仕切り直しです。途中、休みを入れながら約80分後奇跡的に入りました。

次に左目に取り掛かったのですが、これはお姉さんが居ない間に10分もかからずに入りました。右目に装着したコンタクトの威力で、何処にアプローチしているのか見えるようになったおかげです。

90分の格闘の末、漸く装着完了です。視力検査をすると、両目ともに1.2。装着前よりも向上。近くも見えるようになりました。

ドクターに装着状態を見せて良好との判断を頂きました。

さあ、最後の難関。取り外しにかかります。右目は、あっという間に取れました。長い格闘があったので、右目は異物に対して免疫が高まったのでしょう。左目は、苦労はしましたが１０分程度で外れました。