2024/09/12 R1250GS ソロツーリング to 利尻・礼文島2024( 3/6)
走行前:20,840Km
走行後:20,967Km[127Km]
いよいよ、運命の日を迎えました。
07:40 ペンション 群林風を出発
美味しい朝食を頂き、好天、且つ涼しい気温(21℃)の中、利尻島観光に出発です。
08:12 沼浦展望台(白い恋人の丘)
私が利尻山やオタトマリ沼を撮影していると、役場の職員みたいなユニフォームを着られた2名が、慌ただしくやってきて慌ただしく撮影をされてました。あまりの天気の良さに、役場を飛び出して撮影しているように見えました。
08:23に、ここを出発。
08:25 オタトマリ沼
絶景でした。逆さ富士ならぬ逆さ利尻富士が撮影出来ました。
”わかさんの店”で、ほたてのバター焼き頂きました。甘くて、とても美味しかったです。
08:55に、ここを出発。
09:02 仙法志御崎公園
極力、海岸沿いを走りたかったので、道道108を外して海岸沿いに走ると、仙法志御崎公園に到着。
利尻山の山容も若干異なります。
09:10に、ここを出発。
09:22 神居海岸パーク
こんなところです。
ここで、宗谷岬で少しだけお話ししたWたなべさんと再会。彼は、反時計回りで回ってるとの事で、観光スポットなどの情報を入手。
10:05にここを出発。
10:17 沓形岬公園
10:54 グランスポット
実は、時間があったら、ペシ岬(灯台山)に登ろうと考えていたのですが、現地に到着すると、バイクの駐輪場所が無いのと見るからに時間がかかりそうだったので断念。
ランチにしました。
グランスポットでタコカレーを頂きました。ここは、ペンションのマスターにお勧めを聞いていたうちの一つで、お勧めのタコカレーを頂きました。タコ墨を使っているのか若干黒っぽいルーでしたが、意外に美味しかったです。
11:38 に、ここを出発。
11:40 鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナル
13:15出航なので、少し早めですが、待合室の椅子でお昼寝して時間を潰しました。
船は、定刻通り13:15に出航。
14:00 香深(かふか)(礼文島)着
14:32 スコトン岬
ものすごい風です。
とても長居出来そうもないほどの風なので、撮影だけ済ませ、14:42さっそと退散しました。
14:50 澄海岬
バイクを駐輪して、10分程度階段を上らないといけません。でも景色は絶景です。
駐輪場所まで下りて来た時に、トド島展望台をすっ飛ばしてきたことに気付きました。
15:08に、トド島展望台を目指し、ここを出発。
15:14 トド島展望台
だいぶ、スコトン岬方面に戻りました。
ちょうどよい塩梅のワインディングに絶景だったのですが、スコトン岬以上の強風で、そそくさと退散です。
当初から狙っていた礼文林道へ向かいます。
一人且つフルパニアなので、16:00までに入り口につけなかったら、宿に向かおうと思ってはいたのですが…。
15:44 礼文林道コース ダート入口に到着
礼文島トレイルマップによると、”礼文林道コース”となっている道です。つまり、未舗装路(林道、砂利道、登山道など)を走るトレイルランニング用のコースだったようです。
30m程度、ダートの様子を観察。入口に左の看板はあったのですが、”車はご遠慮”と書いてあったので、二輪車は大丈夫だろう、それに入口部はそんなに荒れては居ない。暫く悩んだが、15:50ダートに突入。そして…、15:56 約6分、2Km程度入ったところで、転倒。
その200m手前くらいからかなり路面が荒れており、雨水による縦溝が多数ありました。フロントタイヤが縦溝にはまり、抜け出せずに転倒。フルパニアで40Kg近い荷物が命取りでした。
舞台はここ。
転倒したからには起こさないといけません。慌てず騒がず、積載した荷物を降ろします。左パニアは簡単に外れました。次は車体と地面に挟まれた右パニアです。ロック解除するも、ちっとも外れません。仕方なく、右手で車体を起こし、左手でパニアを外す作戦で”エイッ”と力を入れた時です。”グキッ”と腰に来ました…。(あとで撮ってあった写真で気付いたのですが、トップケースは外しておくべきでした…)
万事休すです。もう力が入らなくなってしまいました。
じたばたしてもダメなので、自損事故として警察呼ぼうとスマホを見ると、アンテナ立ってません。
16:04から電波探しの旅です。オフロードブーツに加えて腰痛、汗だくになりながら、なるだけ高いところへ行こうと、林道を南方向に上ります。8分/600m程度歩いても電波は見つかりません。も少し東側へ入ると視界が開けるかもしれないと笹薮を掻き分けながら進みます。30mほど進んだところで漸く電波をキャッチ。自宅に戻ってから現地のdocomoサービスエリアを確認すると、私が居た場所はすっぽりと電波の空白でした。
そこで、16:14に110番通報、そして、今夜の宿へ遅れて入るとの連絡を入れ、警察が来てくれるという事なので、16:31に電波キャッチポイントを離れ、再び8分/600m歩いてバイクに戻って警察を待ちました。
ところが、待てど暮らせど誰もやって来やしません。太陽は落ちていきます。しびれを切らし、16:56に電波キャッチポイントへ向かいました。そこで警察に連絡すると、どうやら違う場所に向かっていたようです。17:31に電波キャッチポイントを離れ、再び8分/600m歩いてバイクに戻って警察を待ちました。
17:45、救世主登場。意外にもFFのコンパクトカーで林道を登ってきたようです。降りてきた警官が言うには、Uターン出来ないので、南方向に行くしかない。バイクをパス出来るように端に寄せて欲しいと言います。私は、道幅が狭く端へ寄せるのは困難と判断し、少しだけ広くなってる場所まで300mほどバイクを移動しました。エンジンは一発で始動。大きな損傷は見受けられませんでした。
既に暗くなり始めているので、自走で林道を降りるのは諦め、ケース類などの荷物と私がパトカーに乗せて貰い、17:55下山開始、18:10駐在所まで行きました。
稚内警察署 香深駐在所で、免許証、車検証、自賠責をコピーをとってもらい、今宵のお宿、民宿やざわまで荷物と共に送ってもらいました。
18:38 民宿やざわ
民宿に到着すると、すぐに夕飯を頂きました。
そして、近所の”礼文島温泉うすゆきの湯”の温泉入浴券を頂き、食後に温泉に浸かりました。
その後、バイクの保険(あいおいニッセイ同和損保)に事故発生の連絡だけは済ませました。
腰は相変わらずでしたが、明朝、腰の状態を診て、林道入口までTAXI(民宿の方にお願いしてTAXIを予約)、そこから徒歩でバイクを置いたところまで行き、自走で山を下りてくる作戦を立てました。
相当草臥れていたので、その後は直ぐに寝ました。
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