2016/03/07 ろくべドックアウト from K沢医科大学病院

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走行前:半世紀以上
走行後:半世紀以上

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[入院までの経緯]

 ブログタイトルで、”なんじゃこりゃ”と思われる方も多い事でしょう。先日(2/28)のVFRドックアウトに続いて、今度は私本人のドックアウトです。

 人間半世紀以上も走ってくると、いろんなとこにガタが出てくるものです。

 実は昨年の暮れ、人生初の胆石発作なるものに襲われました。毎年人間ドックの度に胆石の存在は確認されてましたが、”様子看”という処置で、10年以上様子看してました。

 12/25の昨年末最後の忘年会で、お腹がパンクしそうな激痛に襲われました。15分程度で何事も無かったように症状は治まりました。最初は、飲み過ぎなのかとも思いましたが、翌12/26も同様の発作に見舞われました。ここで、胆石発作かもしれないと考え、12/28に一番近い総合病院(K沢医科大学病院)の肝胆膵内科を受診しました。診断結果は胆石発作でしょうとの事。血液検査の結果は炎症反応が出ていないので、肝臓や胆管の炎症無。従って、お正月の間は様子見しましょうというもの。体よくお正月はお断りみたいなもんなんだと思いました

 直ぐにでも胆のうを取ってしまいたい私と、もっさりした病院側の対応はその後も続きます。途中、転院も考えましたが、会社の健康管理室の方と相談しても、何処に転院してもそう変わらないだろうということで、じっと我慢しました。

 因みに、最初の胆石発作から入院までの道のりは以下の通りです。

 12/25 胆石発作①
 12/26 胆石発作②
 12/28 K沢医科大学病院 肝胆膵内科を受診(Dr.Hやし)、[検]血液検査
 12/29 胆石発作③
  1/ 5 K沢医科大学病院 肝胆膵内科を受診(Dr.Hやし)
  1/ 9 胆石発作④
  1/12 K沢医科大学病院 肝胆膵内科(Dr.Hやし)、消化器外科(Dr.Nかの)
 [検]エコー
     ←漸く外科に回してもらったが、手術可能日は未定との事。
  1/14 胆石発作⑤
  2/ 1 K沢医科大学病院 消化器外科(Dr.Nかの)
 [検]MRI撮影、胃カメラ、検便、
 [検]心電図、肺機能検査、肺レントゲン、血液検査、尿検査
  2/ 1 胆石発作⑥
  2/ 6 K沢医科大学病院 [検]心エコー検査
  2/ 8 K沢医科大学病院 循環器内科(Dr.Fじおか) 消化器外科(Dr.Nかの)
 入院は2/29、手術は3/1に決定
  3/ 1 K沢医科大学病院 消化器外科へ入院(主治医:Dr.Fじた)

[手術、そして入院生活]
02/29 入院
 2/29(月)11:00AMに入院受付です。
 早めに病院へ行き、地下の売店で、下記用品を購入しました。

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T字帯(ふんどし):1枚

腹帯(マジックテープタイプ):2枚
紙おむつ(テープ付):1枚
尿取りパット:4枚
お尻拭き(アルコールなし):1袋
 全品初見だったので、全て女房に任せました。助かりました。
 受付の手続き終了後、”新館8F東病棟5号室”と病室も決まり、連れてってもらいました。
 病室に荷物を置いた後、女房と12Fの展望レストラン ロンシャンでランチを済ませました。日本海、サンセットブリッジ、河北潟、白山、立山連峰が見渡せるレストランです。コストパフォーマンスは高いと思います。お勧めです。
 この後、主治医 Dr.Fじた、集中治療室 Tかぎ奈美看護師、麻酔科 Dr.Oがわ、手術室 Oきの看護師による、手術内容の説明、各施設のオリエンテーション、同意書の作成と結構忙しかったです。特に主治医の説明はこんな厄介なことがあり得ますの論調で、患者および家族の不安感を煽っているようで、あまり気持ちの良いものではありません。
 手術日程は、以下のような感じだそうです。
 16:00 麻酔開始
 17:00 手術開始
 20:00 手術終了
 21:00 麻酔終了
 そして、この日は18:00過ぎには、病院食(普通食)を頂き、22:00位に寝ました。
03/01 腹腔鏡下胆嚢摘出術

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 手術の名前は、腹腔鏡下胆嚢摘出術というそうです。

 お腹に、4個の穴をあけて器具を突っ込み、胆嚢をちょん切って丁度おへその所の穴から取り出すようです。
 手術開始予定が30分ほど早まったらしく、15:30には普通のパンツをT字帯(ふんどし)に交換し、いざ出陣。病室の有る8階から手術室の有る3階へと車椅子で連れてってもらいました。
 その後は、手術室に入り、いろんな計測器をつけたり、麻酔をかける準備にはいり、”大きく深呼吸をして下さい。左腕がしびれてきますよ・・・”の言葉を最後に私の記憶は無くなってました。
 19:30 記憶はあいまいですが集中治療室へ移動し、家族を連れてきてくれました。女房と二人娘となにか話したようだが、内容は覚えていない。ただ、開腹せずに腹腔鏡のみで手術は完了したようでした。
 女房達が主治医から説明された内容は、こんな感じです。念のため、胆嚢はモノクロ画像でお届けします。

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03/02 術後一日目

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 左手に痛止注入ボタンが握らされていて、痛かったら押してくださいと言われてたので、起きるたびに痛いので押して寝る、そして起きて痛いので押して寝るを繰り返してました。

 この痛みは私の計画には無かったので、結構我慢するのが大変でした。
 お昼は集中治療室でおかゆ。
 14:00には病室に戻り、暇があったら眠ってました。全然元気が無かったと思います。
03/03 術後二日目
 09:00 尿取りパイプを外す
 11:00 初ウンチ
 14:00 点滴の針を外した。これで漸く自由の身となった。
 18:30 点滴を外してからの初食事。食後、弱い腹痛が襲ってきた。
 点滴による痛み止め投与は予想以上に効いていたようです。点滴を止めてから痛みが増しました。
03/04~06 術後三~五日目
 かなり元気になってきたものの、食事を多く食べると結構お腹が張って痛くなる。
 主治医と相談して、3/7 血液検査&胃カメラ で異常無き事を確認後、退院することにしました。
03/07 退院
 血液検査&胃カメラの結果、特に異常な部分は検出されず、予定通り退院。
[雑感]
(1)本記事前半に、病院側の対応が遅いみたいに言ってるが、実際に入院してみると、私に比べて症状の重い方々ばかりでした。胆石を後回しにされたのも仕方がないなぁとも思いました。
 ですが、地域医療のネットワーウをより充実させて、他院だったら、これくらいで出来ますよとかいったサービスが出来れば良いなぁと思います。もっと早く手術が出来ないのかとヒトゴネした時に、結構軽く、”じゃ自分であたってみたらどうですか?”との逆ギレ気味の言葉が、かなり私の心に突き刺さっています。
(2)白い巨塔

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 唐沢寿明が財前教授、江口洋介が里見助教授を演じる”白い巨塔”の再放送がダイニングコーナーで流れていた。病院で流すのは不向きと思ったが、やはりあんまり見てる人はいなかった。

(3)朝焼け

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 景色は最高

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