実は昨年の暮れ、人生初の胆石発作なるものに襲われました。毎年人間ドックの度に胆石の存在は確認されてましたが、”様子看”という処置で、10年以上様子看してました。
12/25の昨年末最後の忘年会で、お腹がパンクしそうな激痛に襲われました。15分程度で何事も無かったように症状は治まりました。最初は、飲み過ぎなのかとも思いましたが、翌12/26も同様の発作に見舞われました。ここで、胆石発作かもしれないと考え、12/28に一番近い総合病院(K沢医科大学病院)の肝胆膵内科を受診しました。診断結果は胆石発作でしょうとの事。血液検査の結果は炎症反応が出ていないので、肝臓や胆管の炎症無。従って、お正月の間は様子見しましょうというもの。体よくお正月はお断りみたいなもんなんだと思いました
。
直ぐにでも胆のうを取ってしまいたい私と、もっさりした病院側の対応はその後も続きます。途中、転院も考えましたが、会社の健康管理室の方と相談しても、何処に転院してもそう変わらないだろうということで、じっと我慢しました。
[手術、そして入院生活]
02/29 入院
2/29(月)11:00AMに入院受付です。
早めに病院へ行き、地下の売店で、下記用品を購入しました。

T字帯(ふんどし):1枚
腹帯(マジックテープタイプ):2枚
紙おむつ(テープ付):1枚
尿取りパット:4枚
お尻拭き(アルコールなし):1袋
全品初見だったので、全て女房に任せました。助かりました。
受付の手続き終了後、”新館8F東病棟5号室”と病室も決まり、連れてってもらいました。
病室に荷物を置いた後、女房と12Fの展望レストラン ロンシャンでランチを済ませました。日本海、サンセットブリッジ、河北潟、白山、立山連峰が見渡せるレストランです。コストパフォーマンスは高いと思います。お勧めです。
この後、主治医 Dr.Fじた、集中治療室 Tかぎ奈美看護師、麻酔科 Dr.Oがわ、手術室 Oきの看護師による、手術内容の説明、各施設のオリエンテーション、同意書の作成と結構忙しかったです。特に主治医の説明はこんな厄介なことがあり得ますの論調で、患者および家族の不安感を煽っているようで、あまり気持ちの良いものではありません。
手術日程は、以下のような感じだそうです。
16:00 麻酔開始
17:00 手術開始
20:00 手術終了
21:00 麻酔終了
そして、この日は18:00過ぎには、病院食(普通食)を頂き、22:00位に寝ました。
03/01 腹腔鏡下胆嚢摘出術
手術の名前は、腹腔鏡下胆嚢摘出術というそうです。
お腹に、4個の穴をあけて器具を突っ込み、胆嚢をちょん切って丁度おへその所の穴から取り出すようです。
手術開始予定が30分ほど早まったらしく、15:30には普通のパンツをT字帯(ふんどし)に交換し、いざ出陣。病室の有る8階から手術室の有る3階へと車椅子で連れてってもらいました。
その後は、手術室に入り、いろんな計測器をつけたり、麻酔をかける準備にはいり、”大きく深呼吸をして下さい。左腕がしびれてきますよ・・・”の言葉を最後に私の記憶は無くなってました。
19:30 記憶はあいまいですが集中治療室へ移動し、家族を連れてきてくれました。女房と二人娘となにか話したようだが、内容は覚えていない。ただ、開腹せずに腹腔鏡のみで手術は完了したようでした。
女房達が主治医から説明された内容は、こんな感じです。念のため、胆嚢はモノクロ画像でお届けします。
03/02 術後一日目
左手に痛止注入ボタンが握らされていて、痛かったら押してくださいと言われてたので、起きるたびに痛いので押して寝る、そして起きて痛いので押して寝るを繰り返してました。
この痛みは私の計画には無かったので、結構我慢するのが大変でした。
お昼は集中治療室でおかゆ。
14:00には病室に戻り、暇があったら眠ってました。全然元気が無かったと思います。
03/03 術後二日目
09:00 尿取りパイプを外す
11:00 初ウンチ
14:00 点滴の針を外した。これで漸く自由の身となった。
18:30 点滴を外してからの初食事。食後、弱い腹痛が襲ってきた。
点滴による痛み止め投与は予想以上に効いていたようです。点滴を止めてから痛みが増しました。
03/04~06 術後三~五日目
かなり元気になってきたものの、食事を多く食べると結構お腹が張って痛くなる。
主治医と相談して、3/7 血液検査&胃カメラ で異常無き事を確認後、退院することにしました。
03/07 退院
血液検査&胃カメラの結果、特に異常な部分は検出されず、予定通り退院。
[雑感]
(1)本記事前半に、病院側の対応が遅いみたいに言ってるが、実際に入院してみると、私に比べて症状の重い方々ばかりでした。胆石を後回しにされたのも仕方がないなぁとも思いました。
ですが、地域医療のネットワーウをより充実させて、他院だったら、これくらいで出来ますよとかいったサービスが出来れば良いなぁと思います。もっと早く手術が出来ないのかとヒトゴネした時に、結構軽く、”じゃ自分であたってみたらどうですか?”との逆ギレ気味の言葉が、かなり私の心に突き刺さっています。
(2)白い巨塔
唐沢寿明が財前教授、江口洋介が里見助教授を演じる”白い巨塔”の再放送がダイニングコーナーで流れていた。病院で流すのは不向きと思ったが、やはりあんまり見てる人はいなかった。
(3)朝焼け
景色は最高

コメント
こんばんは(^-^)でむでむです。
入院治療なされてたのですね、少し驚きました。と、言うのも会社の定期検診に引っ掛かり午前中に病院行って来たばかりだったものですから。
術後の経過も良好な様、お互い健康には留意しなくては!ですね。
>でむでむ さん
。
”入院しますよ”とjは、言いにくかったので、”退院しました”という記事にしました。
今日(3/8)、明日(3/9)は自宅療養し、木曜(3/10)から職場復帰を予定しています。今の所、まずまずの回復状況です
退院 おめでとうございます。 Oさかです。
K沢医科大病院に入院されてたようでそれも消火器外科・・・・
家の娘もそこに勤務しているのでもしや?・・ 後日娘に聞いてみました。
(あ~ん、あの人食事の時持っていったかも?普通のおっちゃんやった。)
だそうです。
合併症が気にかかったようです。
万全な体調で春のツーリング楽しみにしてます。(^^)v
>Oさか さん
。
。
普通のおっちゃん です。
まさか、そんな処にまで”くノ一”を潜ませていたとは、油断なりませんね。
Oさかさんの娘チャンにまで、お世話になっていたとは、驚きです
暫くは自重して、今シーズンに臨みます
御無沙汰しておりますo(_ _)o
入院・手術されていたんですか…、大変でしたねΣ(゚д゚;)
私も持病で右眼の器官が悪く、4年前に入院・手術しました。
住んでる関東内で処置ができず、兵庫県の病院に行って
応急処置をしました。
手術時、眼球麻酔(眼の内側に麻酔注射ブスリ)したんですが
意識がはっきりとあり、恐かったです
お大事になさってください(*゚▽゚)ノ
>赤尾 さん
。
ご無沙汰してます。
2016シーズンインする前に手術を済ませ、万全の体調でツーリングに臨みたかったのですが、手術が3月に入ってしまい、速やかなシーズンインとはいかないようです。
焦らず、じっくりと体慣らしをしたいと思います
今日になってブログ拝見してビックリしました。大変でしたね。
でも、爆弾(危険因子)が無くなったと考えると羨ましいです。
例えば、ツーリングの出先で発作が起こるとそれこそ大変ですからね。
良好に経過してるとは思いますが、お大事に!
>KAZUチン さん
。
仰る通りです。危険因子を取り除けたので、あとは真面目に楽しむだけです。
今のところ、順調な快復です
大変でしたね。
お大事にして下さい[E:#x1F604]
悪い所がなくなって、安心ですね(о´∀`о)
今年は昨年以上にアクティブにツーリングが楽しめますね♪
大病院の対応、特に大学病院は大嫌いです!
会社の人の付き添いで行った時に、『こんな軽傷なのに、何でうちに来たの?』って言われましたよ!
しかも検査もしてくれず帰らせられました
優先順位はそりゃあるでしょうけど、ツラいのや心配なのはどの病気も一緒のはずです…
ムカつきます(-“”-;)
>道徳 さん
。
はい、確かに想像していたよりも大変でした。
あとは、慎重に養生します
>かぢチャン
。
そうなんです。大学病院なだけに、ちゃんと教授先生の回診行列が回ってきました。なんと、無駄な行列でしょう。主治医の先生だけがビビッてました。
とは言え、この病院だと自宅から20分かからずに行けるので、行ってしまうんですけどね
おつかれさまでした。無事手術よかったよかった。
腹腔鏡下胆嚢摘出手術。いやいや意外と重症だったかも。
モノクロの写真が物語っています。カラー見慣れてますが、モノクロは逆にグロいですね。
>ゆうた さん
。
胆嚢の画像は、カラーだとグロいかなと思って、モノクロにしたのですが、どっちにしてもグロいですね