2021/02/11~13 NV200 車中泊 to 山・海・川

2021/02/11~13 NV200 車中泊 to 山・海・川

走行前:68,803Km
走行後:70,414Km[1,611Km]

02/12に有給休暇を頂き、2/11~14は4連休でした。
連休最終日を除き、2/11~13の三日間、NV200で出掛けてきたんですが、記事タイトルの山・海・川では意味が分からないと思います。ただ、以前から記事にしてたNV200へのFFヒーター装備はこの日の為だったのです。
2021/02/03 NV200 車中泊仕様 その5(FFヒーター)
北陸ライダーの私には、前々から残念に思ってたことがあります。
その1:富士山が大好き、だけど、バイクシーズン(4月~11月)だと、見えないタイミングが多く、ダイヤモンド富士も見られない。
その2:伊豆半島の早咲きの桜、河津桜を見てみたいが、2月初旬~中旬に伊豆半島へ出かけるのは難しい。
その3:川湯温泉 仙人風呂(和歌山県田辺市本宮町)へ行ってみたいが、12月~2月に出かけるのは難しい。
これらの課題を低コストで達成するために、NV200にFFヒーターを装備し冬車中泊環境を整えたのです。

一応、女房には声をかけたのですが、案の定、不参加。従って、車中泊ソロ旅です。

[一日目(02/11):自宅→道の駅 朝霧高原]『山』

走行前:68,803Km
走行後:69,248Km[445Km]

早く富士山に到着するルートとして、私が選択したのは、自宅→高山→松本→大月経由です。
厳寒期に比べると、すこし寒さも和らいだものの、自宅出発時は4℃。
ちょっと、奥飛騨の気温を甘く見てましたが、なんとか平湯越えには成功、無事富士五湖に辿り着きました。

06:05 自宅を出発

DSC00608DSC00609北陸自動車道 金沢森本ICから高速に乗り、高山に向かいます。自宅出発時は4℃、高山はほぼ0℃。しかも、5~10cm程度の降雪があったようです。

R158をどんどん西進します。平湯トンネル(平湯峠)あたりを心配してましたが、案の定、9:20AMくらいでしたが気温-5℃、路面凍結しています。クネクネ道の登坂、4WDなら何でも無いのでしょうがFFのNV200にとっては試練です。片時も油断できません。コーナーで2度くらい前輪がスリップしました。止まったら終わりです。なんとか峠を越し、安房トンネルを抜け松本を目指しますが、松本に到着するまでは氷点下が続きました。流石に奥飛騨。油断できません。
DSC00616DSC00624朝一番の試練を乗り越え、八ヶ岳を左に、前方には徐々に置きくなる富士山を眺めながら、快晴の冬の表日本の気候を堪能しました。

11:36 中央自動車道 双葉SA

SAのレストランでちょっと早めのランチです。
DSC00628DSC00629DSC00630富士山が見える席に案内してもらいましたが、こんな富士山です。目を凝らさないと、発見できません。
信玄ほうとう(\1,100)を頂きました。もっちり幅広麺です。みそ味で、金沢近辺の人しか判らないと思いますが、まつやのとり野菜みそにそっくりなお味でした。評価は☆☆★(満点は☆☆☆)。
昼食後、も少しちゃんとした富士山が見えるポイントへ移動し撮影しました。相変わらず快晴です。この先が楽しみです。
12:30にここを出発。

13:34 富士八景 パノラマ台

DSC02537先ずは、山中湖近くのパノラマ台です。10台程度の車が駐車できるのですが、ほぼ満杯状態。私が到着した時に丁度1台分空いたので、直に駐車できました。
私はここからの富士山が一番好きです。裾野では野焼きをしているようです。

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14:00にここを出発。

14:20 ホテル マウント富士

DSC00649富士山と山中湖の絶景を眺めながら露天風呂が味わえるホテルです。
日帰り利用が\1,750と高価ですが、貸しタオル\500、富士山観覧費\500、温泉入浴費\750と考えれば、まああり得るでしょう。
絶景露天風呂「はなれの湯」(2F)と「満天星の湯」(B1F)の2つの温浴を楽しめます。
二湯共に撮影禁止なので撮影は遠慮しましたが、こんな富士山が見える素晴らしい温泉です。また、共に露天風呂があるので、入ったり出たりと長湯が出来ます。良い心の洗濯になりました。

15:51にここを出発。

16:16 長池親水公園

ネットでググったところ、16:26山中湖ママの森付近で沈むダイヤモンド富士が見られるとの事。ママの森というのは占いのお店らしく、カフェ併設のようだったのでちょっと離れたところで車を停めて行ったのですが、コロナ禍により営業してませんでした。
慌てて車に戻り、撮影ポイントを探しながら長池親水公園方向に走ったのですが、結局公園まで駐車スポット見つけられず。
長池親水公園の駐車場も満車でしたが、どうせ日の入が終わるまでみんな戻らないと思い、多少邪魔になるような場所に駐車し、その場でダイヤモンド富士撮影に臨みました。
その結果がコレです。とても、ダイヤモンド富士とは言えないんでしょうね。残念。

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DSC00653車中から撮ったコレが一番ダイヤモンド富士に近いかもしれません。

16:30にここを出発。

17:58 道の駅 朝霧高原

長池親水公園から今宵の車中泊スポット、”道の駅 朝霧高原”に向かいます。
道の駅付近で晩飯でも食べてから車中泊スポットへと考えていたのですが、そんなお店は有りませんでした。途中、給油したガソリンスタンドのおじさんに聞いた道の駅 朝霧高原の5Km先にあるコンビニで、お弁当、ビール、明朝のパンを買い込み道の駅に到着です。
外気温4℃。早速FFヒーター点火。室温はみるみる上昇し、25℃まであがります。まだ、よく判りませんが15℃設定なのに、25℃まで上がります。
DSC00656車内は春。ポカポカ車内で、コンビニ弁当にビールを食し、車載のTV鑑賞や明日の行程などを検討します。FFヒーターを稼働したまま眠る勇気が無かったし、後部座席を外さなかったので、FFヒーターの吹き出し口が後部座席で塞がれるのでNG!。


PXL_20210211_121703470なので、22:00にはFFヒーター停止し、封筒型中綿シュラフとマミー型ダウンシュラフの二重シュラフで就寝。
ところが、2:00AM頃に寒くて目が覚めました。外気温を確認すると-1℃です。二重シュラフの間に電気式毛布を投入しました。これで、5:30AMまで眠れました。

『山』とは富士山を見ながらの温泉浴の事でした。

[二日目(02/12):道の駅 朝霧高原→道の駅 熊野・花の窟(はなのいわや)]『海』

走行前:69,248Km
走行後:69,866Km[618Km]

上記をご覧ください。
富士山のすそ野で朝を迎え、三重県の熊野市まで618Kmもの激走です。まだまだ若いです。

06:00 起床

DSC00671昨夕コンビニで買ったパンとサラダ、そしてグァテマラコーヒーで朝食を済ませ、朝から日の出のダイヤモンド富士撮影に臨みます。
昨日(2/11)は、見事に日の入のダイヤモンド富士撮影に失敗しているので、今度は成功したいと、日の出前にいろんな場所を物色したのですが、結局は、道の駅 朝霧高原の裏手ある展望台としました。
結果がコレ。場所もイマイチ、日の出もイマイチです。・・・また来よう。リベンジを誓いました。

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08:05にここを出発。伊豆半島を目指します。

10:00 浄蓮の滝

DSC00675バイクでのツーリングで良く通る道なのですが、浄蓮の滝に立ち寄ったことが有りませんでした。
石川さゆりの『天城越え』に出てくる滝です。おもったより大きくはなかったです。

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10:21にここを出発。

10:50 河津桜並木

今日のメインイベントです。
八分咲き位でしょうか。とても綺麗に咲いてます。まだ、2月ですよ!

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11:00にここを出発。

11:11 舟戸の番屋

こんな絶景露天風呂です。たった、\300の入浴料です。幸運にも入浴客は私だけ。撮影禁止の表示も無かったので、写真に収めました。どうです?行きたくなったでしょう。

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DSC00697DSC00699温浴後、昼食です。海の幸を使ったお料理も味わえるんです。私は豪勢に金目鯛の煮つけ定食(\2,550)を頂きました。甘めの味付けですが、とっても美味。評価は☆☆☆(満点は☆☆☆)。

ここを出発するタイミングで、以降のルートを再考しました。頭の中にある『川湯温泉 仙人風呂』までは、500Km超。時間にして7時間半です。このまま、伊豆を散策し長野辺りを経由しながら帰宅する手もあります。私の体力に相談したところ、全然大丈夫との事。当初予定通りに『川湯温泉 仙人風呂』に向かい、どこか途中の道の駅で車中泊と決めました。

12:11にここを出発。

12:47 峰温泉大噴湯公園

DSC00708DSC00709新型コロナウィルス感染防止のため休館との表示あり。
でも周りの様子を見てみると、勝手に入っていってます。私も様子を見に行きました。こんなもんです。

13:21 旧天城トンネル

ここも初訪問です。いつもバイクなので遠慮してましたが、正直、バイクでチャレンジしなくてよかったです。私の技術では、オフ車じゃないと無理なダートでした。

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13:25にここを出発。

13:36 道の駅 天城越え

DSC00725ここへ、来たらコレ。
わさびソフト(\400)を頂きました。
13:54にここを出発。

17:25 東名阪自動車道 御在所SA(下り)

DSC00728ここで夕食を頂きました。
鶏かつ丼(\880)を頂きました。とても美味しかったです。評価は☆☆☆(満点は☆☆☆)。
18:13にここを出発。

20:17 道の駅 熊野・花の窟

今宵の車中泊スポット、道の駅 熊野・花の窟 に到着です。車中泊と思われる車が既に6台程度陣取ってました。それぞれの車とのソーシャルディスタンスをとり、陣取りました。すぐ隣にコンビニ、トイレも近くにあるので良いスポットです。
ここから、川湯温泉 仙人風呂までは小一時間はかかります。明朝7:00AMオープンなので、6:00AMくらいにここを出発すればOKです。
既に夕食は済ましたので、焼酎(黒霧島)をちびちび飲みながらのTVを見ながらの明日の作戦を練ります。22:00位には就寝です。ここでは、車外気温15℃もあったので、FFヒーター不要、電気式毛布不要です。

『海』とは太平洋を見ながらの温泉浴の事でした。

[三日目(02/13):道の駅 熊野・花の窟→自宅]

走行前:69,866Km
走行後:70,414Km[548Km]

05:00 起床

コンビニパンと爽健美茶で朝食です。気温14℃と暖かいのですが、雨がしとしと降ってます。
06:03にここを出発。

07:05 川湯温泉 仙人風呂

雨の中を川湯温泉に向かいます。川湯温泉に近づくにつれ、車外気温が下がってきました。7~8℃まで下がったので、途中でFFヒーターを起動しました。ただ、寒くなった分だけ雨がやんできたようです。
温泉の200m程度下流に駐車場が有るので、そこに駐車。タオルか水着着用というルールがあるようなので、車内で海水パンツに着替え上半身は厚手のトレーナ。バスタオルとバッグを手に仙人風呂に向かいます。足元は裸足にクロックスです。戻って来た時に温まる為にFFヒーターはつけっぱなしで、設定温度25℃です。
先客が5組12~13名程度入浴中でした。そんなに若くない女性も居ましたが、水着着用です。お風呂の大きさですがテニスコートをも少し大きくしたようなサイズです。
バスタオルとバッグを入浴箇所の近傍に置き、お湯の中に入りました。ぬるめの丁度良い温度です。長時間浸かってられそうです。場所によっては、冷たい水が砂利の間から出てきているようです。時々いろんな場所からブクブクと気泡が沸いています。おそらく、暖かいお湯が出ているんだろうと思います。野趣に溢れた、とても気持ちの良いお湯でした。
水が流れている水面とお風呂の水面が同じくらいなので、冬以外のシーズンだと川の水面が高くなり、温度が維持できなくなるんでしょう。

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30分ほど入浴した頃、雨が落ちて来ました。慌ててお風呂からあがり、身体をバスタオルで拭いて、トレーナを着込み、濡れたままの海水パンツで車に戻りました。200m歩いてくると、良い塩梅に体が冷えます。FFヒーターで暖かくしといてよかったです。濡れた海水パンツを脱いで着替えました。
08:12にここを出発。

09:00 湯元山荘 湯ノ口温泉

DSC00744DSC00746 仙人風呂は本当に川なので洗い場とかありません。
なので、仙人風呂から上がった後で近くの湯元山荘 湯ノ口温泉へ立ち寄りました。
R311から山手に入っていくのですが、道が狭くクネクネしてて秘湯ムード満点、なのですが、実際に到着すると予想以上に新しい立派な建物に驚きました。



PXL_20210215_135622038-1ここは、温泉博士の手形が使えるところで、大人が子供料金で入れる手形が有効です。なので、本来大人\550なのですが子供料金の\280で入浴できました。

09:56にここを出発。

10:44 丸山千枚田

有名なようなので立ち寄りました。
輪島の千枚田は海に面しているのが特徴ですが、千枚田だけみれば、ここ丸山千枚田のほうが見事です。

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10:49にここを出発。

11:24 グリル モリ

熊野市の市街地あたりです。お腹が減ってきたので食べ物屋さんをGoogleナビで探しました。グリル モリをターゲットとして飛び込みました。しなびた町の洋食屋さんです。オムライスが有る筈とにらんでメニューを見ると、有りました。\580です。
あまりおいしくありませんでした。オムライスで美味しくないのは初めての経験です。私が家で作るオムライスの方がよっぽど美味しかったです。なので、評価は★★★(満点は☆☆☆)。

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11:45にここを出発。帰路に就きました。

17:55 自宅に到着

『川』とは大塔川を見ながらの温泉浴の事でした。

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